施術の「キモ」の話

 

・現状を理解する

・どうなりたいか、未来を考える。

・確認をする

・まとめ

 

そもそも鍼灸院ってどんなことをするの?

という疑問があると思います。ぶっちゃけ個人単位でやることが違うし、流派も色々ありすぎて把握しきれてません。

 

鍼灸は東洋医学である、という認識がテレビやら新聞やらで広告されているので、そういう「摩訶不思議なウン千年の歴史」の治療法だと思われているかもしれませんが、必ずしもそうである、とは限りません。

特にスポーツの分野においては東洋医学をガン無視、解剖学と生理学だけで勝負するぜ!という鍼灸師もいらっしゃいますし、逆に筋肉や骨のことは置いといて、伝統的な検査や治療法をする、という鍼灸師のかたもいらっしゃいます。

 

どっちがいい、とかはないです。どっちもメリットはあるし、デメリットもあります。

 

一軒ずつ調べていってもキリがないし、そもそもそんなことを知りたくてこれを読んでくださってるわけでもないと思うんで、今回はうちのやり方の話していきます。

 

 

現状を理解する

 

こられる利用者さんは、何かしらの悩みがあってうちを使われている筈です。

多いのは腰痛や肩こり、在宅に関して言えば全身の拘縮+どこかしらの痛み、といった具合です。

 

この時点で共通しているのは「ツライからなんとかしてくれ」という訴えです。

 

ただうちでは、共有できない項目については評価することはできません。

 

感覚的なことは想像するか、過去に自分自身が経験したことを思い出すことしかできないのです。

なのでうちの検査としては

 

・筋肉の固さ

・動きの大きさ・力強さ

・動きによる反応

 

上記3つが評価項目となります。

痛みであろうが、違和感があろうが、かならずこの3つのうちいずれかが該当するして

「目で見てわかる異常」と判断できるためです。

 

あとまあ、経験則の話でもあるんですが痛みを追いかけるとドツボにハマるんですよね。

「痛い」ということに拘って、いつまでたっても残ったり、一度で取り切れない状態にもかかわらずずーっとやり続けてしまって、お互い非常に疲れます。

目で見えるモノしか信じない、というわけではないですが、
目に見えないモノをどうこうしようとするのは難しいんですよね。

 

それにイヤじゃないですか、
治療しに来てもらって余計に疲れて帰ってもらうの。

できるだけ根拠のある説明して、納得して帰ってもらいたいんです、私は。

 

 

どうなりたいのか、未来を考える

 

いやわかってますよ、「痛いのなんとかしてもらう」って。

 

私が知りたいのは「痛いのがなんとかなったら何ができるようになるか」です。

 

平たくいうと「目標を作ってもらう」ことなんですけど、これがあるのとないのではその後の効果にエライ差が出ます。

 

時代もあるのかもしれませんが、人間は「何かを捨てる」よりも「何かを得る」ために行動を起こす方が身体が活発になります。

例えば肩こりの症状で悩まれている場合は、

「肩を回せる自分」を得ることで、「肩こりの不快感」が結果的に捨てることができます。逆に不快感を捨てることを最初の目的にしてしまうと、「肩を回せる自分」を得てもメリットを感じることができず、不快感がべったりと貼りついてしまいます。

 

もちろん、来てもらうときは痛い苦しいなんとかしてほしい、で頭がいっぱいのケースがほとんどなので、施術前の問診でこの目標を明確にします。

 

確認する

施術で何がどう変化したかを確認します。

見た目の確認がもちろんですが、感覚的なものも確認します。

 

よほどの重症でない限り、見た目の変化は必ず起こりますが、感覚的な部分はほんっとに人それぞれです。

 

場合によっては写真を撮って施術前後の確認をします。

 

 

まとめ

施術の内容、というよりどんな気持ちで施術を行うのか、という話になってしまいましたが、

基本的には動きを大きく広げる、力強さを出す、筋肉を柔らかくする、の3つの点に絞って施術をしています。

 

繰り返しになりますが、大事なのは

「自分がどうなりたいか」

ということです。

そこが明確であればあるほど、改善する可能性も上がりますので、

いっしょに見つけていきましょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

電話でのご予約はこちらをタップ!