「筋肉が硬い」ことはイケないこと?

肩こりしかり、腰痛しかり…さまざまな症状が出ているなかで、

多くのケースで原因とされているのが「筋肉の硬さ」です。

 

硬いところをほぐしたら楽になった、良くなった……これもまた、多く耳にする事実です。

 

でもじゃあ、なんで筋肉は硬くなるのか、というお話をしていきたいと思います。

 

・筋肉の使い方って?

・押したときに硬い筋肉

・動かしたときに硬い筋肉

・すずしろ鍼灸院での対処は?

・まとめ

 

 

・筋肉の使い方

筋肉には様々な働きがありますが、今回は動きに関する話だけをします。

 

学生なんかは特に指導されていたと想像しますが(私はそうだったので)、

よく部活動や体育なんかの前にストレッチをして体をほぐしておくことを学校の先生たちから指導されていたはずです。

 

でもストップ。もう令和の時代は、

筋肉を伸ばすようなストレッチは基本的に厳禁です。

 

結論を言いますが、筋肉の運動作用はふたつ。

 

  • 縮んで関節の動きを出す
  • 縮まないようにして関節の動きを止める

 

です。分かりやすく言うと、

筋肉には伸びる働きはない

ということになります。対義語で「伸縮」という言葉がありますが、「縮」のみです。

 

「いやいや、ストレッチするとギュウっと伸びる感じがするよ!何より気持ちがいいよ!」

 

そんな意見もありましょう。気持ちは分からんでもないです。

 

でもその場合、伸びているのは筋肉ではなく、それを包む筋膜という膜であり、この膜は筋肉よりもさらに硬いため、伸びた感じがする=損傷している、ということになります。

 

筋膜についての記事はまた後日改めて書きますが、伸びている感覚は気持ちが良くても実際のところ、身体のパフォーマンスにとっては良いものではない、という前提を理解していただければと思います。

 

 

・押したときに硬い筋肉

 

もみほぐし、あるいは自宅で家族や機械を使って行う肩たたきやマッサージなどで、

「筋肉硬くなってるなぁ」

「ほぐさなきゃなぁ」

と思うことは今までもよくあることだと存じます。

 

じゃあ、なぜ硬くなっているのか?

 

ちなみに筋肉がなんらかの刺激を受けて硬くなることを「緊張」といいます。

何かの発表や部活の試合などで身体がガチガチに固まってしまうのも緊張と言いますが、これは心理的・精神的なストレスを受けて全身または特定の一部が硬くなることを指しています。

 

Google先生に聞いてみると様々な意見があります。要するに「科学的にはハッキリとコレだというものはないよ」ということです。科学的、というよりは医学的、生理学的と言った方がいいかもしれませんが、細かいことは置いときましょう。

 

色んな説がある中で、私なりの考察を。

 

それは、身体のどこかに異常があるから、です。

 

そりゃ当然の意見でしょうよ…と思われるかもしれませんが、明らかな原因や傷跡がない限り、硬くなっている部分が原因ではないんじゃない?ということです。

 

そもそも筋肉が硬くなっている、ということはたいていの場合は筋肉が縮んで厚みを出している状態です。力が入って抜けないんですよね。

 

と、いうことは、反対に、動かそうとしても力が入らない筋肉も存在しています。

 

例えば、座っている状態で太ももを上に限界まで上げようとしたとき、ある一定のところで足の向きが自然に外側に向いたり、はたまた内側に向いたりしませんか?

身体の構造上、外側に向く人が多いと思うのですが、無意識のうちに外向きになる筋肉に力が入りやすく、内向きになる筋肉は力が入りづらいということを示します。

 

太ももの内側と外側、どちらの方が硬いことが多いかっていうと外側が硬い人が多いです。

 

・動かしたときに硬い筋肉

 

いわゆる柔軟性の話です。

学生時代の体力テストで、長座体前屈とかいうことをやったと思いますが、アレが代表的な例になりますが、平たく言うとストレッチしたときに伸びてるとか痛いとかいう動きの範囲です。

 

柔らかい方がケガをしにくい、特にスポーツ選手などのアスリートは柔軟性が必要だ、と言われていますが、実際のところどうなんでしょう?

 

結論から言うと、生活に必要なだけの柔軟性があればあとはどうでもいいです。

 

スポーツする方も、もちろん柔軟性があるに越したことはないんですが、動ける範囲が大きすぎたりするとむしろ故障リスクは上がるとの報告も。

有名なところでいうとアメリカ・メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手なんかも、メチャメチャ腕の可動域は広いですが、1年で靭帯再建手術をしています。元々日本時代に怪我があったのかもしれませんが、その辺不明です。

 

特にスポーツをしていない人が、立ったまま手のひらが地面につかないとか、Y字バランスができないとか、ブリッジができないとか、腕と耳がつきにくいとか、どうでもいいことです。

だって困ってないでしょ。

柔軟性がないせいで病気になった!なんてことはないです。

そう思い込んでる方が精神衛生上よっぽど不健康なんで、特に不具合なければ気にしないのがいちばんいいんです。

 

柔軟性が欲しいな、と思えば専用のトレーニングを行えばいいですし、別に困ってねーわ、という場合は特に求めなくてもいいと判断してます。

 

それはそれとしても、一日に軽く汗を流せるような運動をしておいた方が身体の不具合が出にくくなるのは事実ですけどね。

 

・すずしろ鍼灸院での対処

 

とはいうものの、うちを利用されてる方のなかで不調を感じている近くに硬くなっている筋肉があったり、全身ガチガチだったり、びっくりするくらい身体の柔軟性がなくなっている方がほとんどです。

 

別に柔軟体操で床に手がつかなくても問題はないんですが、元々つけることができたにも関わらず、身体の不調を感じているなかでできなくなった、というのは問題になります。

 

実際に見てみないと確実なことは分からないので断言はできませんが、触って硬い筋肉があると動作や感覚の不調にもつながるため、その部分が柔らかくなるように施術はします。

 

ただ、上のほうでも言いましたが硬い筋肉=異常点、治療点である可能性は見ている限りメッチャ低いので、どこの筋肉が動いていないかを確認して、ちゃんと筋肉が反応するように施術をしていきます。

 

また、動きが硬い、というか動くと痛みが出る場合は、ほとんどの方が「痛い動き」をするようになっています。なので、必ず動きを確認するときは「痛くない動かし方」も指導します。

 

施術後に出た動きが、その人本来の動きになるので、気になる方はどうぞご利用くださいませ♪

 

・まとめ

  • 筋肉は伸びない、縮むだけ。
  • 押して硬いところがワルモノじゃない、サボっている筋肉を疑え
  • 身体が柔らかくても硬くても、日常で困らない範囲であればどっちでもいい
  • でも元々できた動きができなくなって、不具合が出たらウチ来てね

 

以上になりまーす!

また時間があったら読んでね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

電話でのご予約はこちらをタップ!