「疲労」と「疲労感」の違い

鍼灸院はもちろん、世にある整体やリラクゼーション施設などで最も来店理由の多いお悩みではないでしょうか。だいたいの場合、肩こりなども併発されていらっしゃいますけども。

 

タイトルに書いてある通り、疲労していること、疲労感があることは、単語は似ていても症状は全く違うものです。
と、なればもちろん、対処法も異なりますので、そこの部分を話していきます。

 

・脳が一番活動するとき

・疲労感の多くは精神的なもの

・内臓から来る疲労感

・ホルモンの関与

・休息の取り方

・すずしろ鍼灸院での対処法

・まとめ

 

・脳が一番活動するとき

 

突然ですが。身体的(筋肉)の話はいったん置いておいて、脳が活動、すなわちメチャメチャ考える時間ってどんな時でしょうか。その通り、暇なときです。

 

何か行動を起こしているとき、例えば勉強しているときなどはある一定の部位が集中的に働きますが、それ以外の部分は最小限の働きしかしていません。
しかし脳本体はほかの内臓と同じように、休むこと即ち、思考停止をすることが実はできません。できるように見えるのは、ある事に集中していてその他に飛んでいる雑念が少ないか、暗示にかかってその間のことを忘れているか、覚えていないように偽っているだけです。

修行を終えたお坊さんや、瞑想マスターなら出来るとか、そういう漫画や小説の空想、テレビの中でだけ良く見聞きする話はしていませんしするつもりもないです。

 

話を戻します。そう、身体を休めているときが、最も脳を使っている時間です。

では、脳は休めない、としたうえで最も活動を抑えられているときはいつなのd正解です!身体を動かしているときです!

 

 

・疲労感の多くは精神的なもの

 

とはいうものの、この令和の時代、激務で頭を働かせる暇はないよ、という方もいます。

それが疲労となって蓄積されて、なかなか抜けない疲れになるんだ!脳みそなんて関係ないよ!なぁんて思われる方も多いでしょう。っていうか実際多いです。うちの利用者さん。

 

しかしその激務。慣れでなんとなくやれていませんか。

 

話を聞くとだいたい勤続年数が長いベテランの方です。

 

慣れると雑念が必ず雑念が生まれます。また、長時間労働していると絶対に集中力は途切れます。そもそも人間の集中力なんて1時間持ちません。

 

不定愁訴のコラムでも書きましたが、睡眠時間が足りていないとそれだけで精神的に不安定になります。それで余計に眠れなくなります。ますますメンタルやられます。

 

睡眠は8時間取りましょう。6時間ではなく。

どうしても眠れない、という場合は睡眠外来に行くのも手ですが、薬への依存にはお気を付けください。

薬品そのものに依存性が少ない、とされていても、飲まなきゃ眠れない!と思い込んでしまい、薬を飲まないことが原因の不眠に陥る方もいます。

 

・内臓から来る疲労感

 

しかし、すべての疲労感がメンタルによるもの、というわけではありません。

 

発熱や感染症の時は言わずもがな、なんですが、内臓に何かしらの病変があればひどい倦怠感に襲われます。内臓から出血している、酷い場合はガンなどの病気を罹患してしまうと、命に係わります。なので身体がしんどい、という方はどういうパターンであれ、一度係りつけの病院で診察していただくことを推奨しています。原因が分からない、自律神経失調症だ、と診断されればうちで対応可能です。

 

・ホルモンの関与

ホルモン異常でいちばん有名なのは「更年期障害」と呼ばれるものでしょう。

女性の自律神経を乱すことで有名ですが、最近の研究では男性にも更年期障害はあるんじゃないか、と仮定されるようになりました。

 

女性の場合は閉経することで今まで定期的に起こっていた身体の反応が起きなくなることにより、脳が混乱して様々な症状を引き起こす、とされていますので、思い当たることがあれば最初は婦人科で診察を受けていただくのが解決には最も早いかと思います。処方されたもので思ったより効果が無かったり、もうちょい軽快な思いをしたい、とあらばうちを使っていただければと思います

 

男性の場合もホルモンですが、見た目の判断をするのであれば筋肉の量です。

男性ホルモンであるテストステロンというモノがありますが、これが減少することで徐々にメンタルダメージを受けやすくなったりもします。これらは筋肉の増強にかかわることですので、筋トレなどで筋肉の量を増やすことで予防・改善がみられることがあります。

 

・休息の取り方

 

身体を休めると脳が疲れる、といいますが身体が動かないのに無理くり動いてもそれはまた別のストレスになります。上の方でも書いてますが、そもそも集中力は1時間持ちません。リンク先のコラムでは45分、と書いてありますが実質30分持てばいい方くらいに思っておいてください
フルパワー、絶好調の状態を基本としてしまうと計画が崩れることも良く聞きます。でもみんな「最高の俺」を基準にするんですよね。

 

一番いい動き方は15分程度作業をして、5分休んでその後に別の作業を行う、といった行動をとると良いです。ノリにノってるときはもうちょい長くても大丈夫ですが、ちょっとでも別のことを考えたら休憩したほうがいいです。最初から違うことを考えている場合は集中する気がないか、その日はもう集中力使い切ってるので帰りましょう。

 

例えばウチでいえば施術なんかもそんな感じです。1コマの中で全身の確認をしますが、一つの部位にかける時間はおよそ2,3分です。場合によっては2回、3回同じ部位をしたりすることもありますが、必ず別の場所をやった後に行います。同じところを連続して行ったとき、いい結果が出せたことは少なくとも記憶にはないです。

 

勉強なんかも1問にかける時間を決めておいて、できていようがなかろうが、時間が来たら次の設問、とした方がより多くの問題を解くことができます。分からない問題をずーっと考えてたりするとイヤになりません?分からんもんは分からんのです、次だ次、ネクスト。

 

で、肝心の休憩なんですが、やっている作業を中断して、その作業以外のことをしていればなんでもいいです。理想的には少し息が上がるような運動をするか、アイマスクつけて横になるかをすると次の動きだしは早く、楽になります。あ、どんな場合でも水分補給はしてくださいね。

 

また、休憩する前に「休憩が終わったら行う作業」をあらかじめ決めておくと脳の消耗も抑えられるので、是非やってください。

 

作業は作業、思考は思考です。

思考しながら作業はできません。メンタルももちろんですが事故の元なのでなるべくやめときましょう。

 

・すずしろ鍼灸院での対処法

 

さて、その疲労感に関するウチでの対処法なのですが。

 

大まかには不定愁訴、自律神経失調症の施術と違いはありません。

疲労感を起こす行動の一番は睡眠時間の不足が多いので、眠りが深くできるように緊張している筋肉を和らげる施術を中心に行います。

 

また、固くなった筋肉を力で刺激するような施術は多くの場合逆効果になると判断していますので行いません。消炎・鎮痛効果のあるクリームを使って皮膚に柔らかい刺激を与えていきます。詳しくは次回のコラムで書こうと思いますが、筋肉にガンガン刺激を入れて良い場合と悪い場合がありますが、少なくとも「身体がしんどい」と思っているときに筋肉を思い切り反応させるような施術はNGです。理由は次回まで待て。

 

日常のストレスに関することは解決までの時間を要することが多いので、少し長めの期間をいただくことが多いかと思いますが、初回の施術で睡眠の質自体は改善されることが多いので、ご期待くださいませ。

 

・まとめ

 

  • 脳がいちばん働いてるときはぼーっとしているとき。
  • 脳は休むことができない、一番負担が少ないのは身体を動かしているとき
  • 集中力が続くのは30分程度、適度に休憩を入れてください。
  • 内臓からくる疲労感の場合もある、可能性は低いけれど、除外をするために必ず病院で診察を受けること。
  • 更年期障害から来る場合もある。筋肉つけると改善するケースあり。
  • 休憩をするときは軽い運動をするか、周りを遮断するかどちらか。水分補給を忘れずに。
  • ウチの施術で可能なのは睡眠の質向上。よく眠れるようになればだいたいの問題解決ですb

 

と、いうわけで本日はここまで。

ではまた。 ノシ

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